新型コロナウイルス対策について

体外で人工腎臓(ダイアライザー)を使って血液中にたまった 老廃物を取り除き、水分や電解質のバランスを整えて、きれいになった血液を再び体に戻す事をいいます。
1回の透析に要する時間は、4時間が一般的で、週3回が基本となります。

透析室

安心と信頼を届ける、清潔で快適な透析環境。

当院の透析室では、最新の設備と落ち着いた環境の中で、患者さん一人ひとりに合わせた丁寧な透析治療を提供しています。明るく清潔感のある空間で、長時間の治療も快適に過ごしていただけるよう、スタッフが常に寄り添いサポートいたします。

透析室概要


ベッド数

18床(全床 オンラインHDF治療対応)
午前・午後の2クール
夜間透析は行っていません

透析室スタッフ

担当医師1名、看護師4名、臨床工学技士4名介護助手1名

 

少人数でアットホームな雰囲気の透析室です

チームで支える、安心の透析医療。

 

透析室の取り組み
〇透析支援システム「フューチャーネットWeb」を導入しています

透析支援システムにより体重や透析条件、治療データなどを一括管理し電子カルテと連動しているため、院内どこからでも透析情報を得ることができます。

〇オンラインHDFと透析液清浄化

透析中の血圧低下や痒みの軽減、普通の透析では除去しきれない老廃物のβ2-ミクログロブリンを取り除くことができるオンラインHDFを行っております。
このオンラインHDFを行う上で必須となるのが透析液の清浄化です。毎月の水質検査、清浄化フィルタの定期交換を適切に行い、患者様が安心して治療を受けていただけるよう、透析液の管理をしています。

〇シャント造設術、シャントエコー

透析医療に欠かすことのできないVA(バスキュラーアクセス:内シャント、人工血管、透析用カテーテル)の造設、留置を行っております。
心臓血管外科医師が常勤しており、シャントトラブルに対し速やかに対応が可能であり、積極的に治療を行っております。
(他施設の患者さんのシャントトラブルも対応可能です)

 

 

〇フットケア

毎月、「下肢チェック」を実施し糖尿病や閉塞性動脈硬化症、爪や皮膚のトラブルを早期発見、早期対応し適切な治療を行うためにフットケアに取り組んでいます

 

 

 

 

〇管理栄養士による栄養指導

透析患者さんの食事「自己管理」は何よりも大切になります。管理栄養士がベッドサイドにて患者さんの具体的な質問や疑問にお応えし、患者さんがよりよい透析ができるよう食事支援をしています。

 

〇合併症対策

合併症の早期発見、早期治療に対応できるよう検査を実施しております。
各種血液検査                   2回/月
胸部レントゲン                  1回/月
心電図                      1回/3ヶ月
心臓エコー                    2回/年
胸部CT                       1回/年
頭部MRI                       1回/年
腹部CT・エコー                     2回/年
腹部エコー(男性のみ:前立腺癌スクリーニング)   1回/年
乳腺エコー(女性)                 1回/年
ABI                       1回/年
骨塩定量検査                    1回/年

 

〇送迎について
通院手段にお困りの患者さんに安心して自宅から通院していただけるよう無料送迎サービスを行っております。